
奈良県天理市は29日、姉妹都市の韓国・瑞山市から日韓関係悪化を理由に、交流事業を一時的に停止するという趣旨の連絡があったと発表した。
天理市は「瑞山市側の意向を尊重せざるを得ない」としている。
両市は平成3年に姉妹都市提携を締結し、職員や中学生らが交流。30日には天理市内の中学生8人で構成する派遣団が瑞山市に出発する予定だった。
天理市によると、28日に瑞山市側から全ての交流事業を一時的に停止するという旨の連絡があったという。
天理市の並河健市長は「交流事業が停止されたことは残念。28年間、多くの両市民によって育まれてきた絆を信じ、交流事業が早期に再開されることを期待する」などとコメントした。
https://www.sankei.com/smp/west/news/190729/wst1907290016-s1.html