0001逢いみての… ★
2018/03/03(土) 00:52:23.71ID:CAP_USER現実の世界では、未来の出来事は過去の出来事に決定される。このルールの下では、宇宙の物理的法則は、1つの可能的未来しか許してくれない。そのため、もし物理学者が宇宙誕生時のデータを完全に知ることができれば、理論的には未来に起こるだろう全事象を計算して予測することができる。
しかし、米・カリフォルニア大学バークレー校の数学者ピーター・ハインツ博士によると、帯電しているブラックホールである「ライスナー・ノルドシュトルム・ブラックホール」においては、過去が未来を決定する当たり前の決定論が通用しないという。驚くべきことに、人間がこのブラックホールに落ちても死ぬことはなく、特に重力が強い特異点さえ避けることができれば、決定論的なこの世界から非決定論的なアナザーワールドに飛び出すことができるというのだ! 非決定論的な世界とは一体どんな世界だろうか? ハインツ博士も、これについては「未知」だと口をつぐんでいる。
実に奇妙な結論だが、実はこのアイデアはアインシュタインの一般相対性理論に内在していたものだという。カナダ・ワーテルロー大学の物理学者ロバート・マン教授が語っている。
「通常、物理学では、初期状態と物理法則により、次に起こることが決定されているとします。しかし、興味深いことにアインシュタインの一般相対性理論はそれに従わないのです。全宇宙に散らばる物質とエネルギーの初期分布が分かっても、一般相対性理論の方程式では、全ての未来を予想することができないのです」(マン教授)
マン教授によると、ブラックホールには、決定論的な物理法則が破れるスポットであるコーシー地平面が存在するという。この地平面を越えると、もはや決定論が通用しなくなるのだ。ハインツ博士の研究も、コーシー地平面の可能性を数学的に拡張したものと言えるだろう。
「ブラックホールに行って、それを観測しようという物理学者はいませんが、私の計算はアインシュタインの一般相対性理論をより数学的に興味深くするものです。物理的対象を純粋に数学的に研究できるのか、という疑問もありますが、私の研究には物理学的のみならず、ほとんど哲学的な含蓄もあります」(ハインツ博士)
実際のところは、人類がブラックホールを内部から観測する日まで分からないが、こうして物理学者や数学者、果てはSF作家らの知的好奇心をくすぐり続ける魅力がブラックホールにはある。今後も驚愕の新説が飛び出してくることに期待したい。
以下ソース
http://tocana.jp/2018/03/post_16182_entry.html
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