小池百合子都知事は出馬をいまだ表明していないが、再選を目指し出馬することは確実。今、水面下で着々と準備を重ねているといわれている。
それに対し、反小池で前回大差で敗れた自民党東京都連(鴨下一郎会長)は、なんとしても小池氏再選を阻んで都知事の椅子から引きずり下ろし、自分たちの意に沿った新都知事で東京オリンピックに臨みたいところ。
そのため候補擁立を模索するが、11月末現在、いまだに候補は決まらず焦りの色を濃くしている。
第1の要素:支持率回復傾向
小池新党が国政進出を試みた17年総選挙では、小池氏の失言で大失速。これに対し、小池氏はひたすら耐えた。
「バッシングや批判にジッと耐えながら黙々と公務に努めた。そしてミニ集会に頻繁に顔を出す。
今でも都内で50人以上集まるイベントがあれば小池がいる、とまで揶揄されるほどマメマメしく会合に顔を出し続けている」(都議会関係者)
こんな都知事はかつていなかった、といわれるほどだという。これで一度失速した支持率が徐々に上向きになり18年には全国紙などの調査で再び50%台まで上昇。
今は、さらに回復し60%近くまで上昇している。安倍政権を見れば、この小池氏の高い支持率に加え現職知事となれば絶対強い、というのは多くの選挙アナリストもうなずくところだ。
第2の要素:都知事選の大きな趨勢を決める公明党、創価学会と良好な関係
第3の要素:自民党分裂ぎみの余波
自民党都連が小池氏の対抗馬擁立の動きを加速させているが、いまだ有力候補は見つかっていない。都連は17年の都議選で都民ファーストの会に大敗し、都議会第一政党だった57議席から23議席へ半減以下に減った。
さらに都政でもことごとく煮え湯を飲まされてきただけに、小池氏を引きずり下ろしたいのはやまやま。だがいまだに小池氏に勝てる候補を探せていない。
もうひとつやっかいなのは、小池氏と旧知の仲の二階俊博自民党幹事長だ。二階氏は小池氏とたびたび会食し、「小池氏が立候補したら自民党が応援するのは当たり前」と一貫して支持の立場。
これで、党内は小池派とアンチ小池派で真っ二つ。しかも安倍首相は、あまり小池氏を批判していない。これでは東京都連が候補者を擁立しても、小池氏に勝てる可能性がさらに薄くなる。
それに対し、反小池で前回大差で敗れた自民党東京都連(鴨下一郎会長)は、なんとしても小池氏再選を阻んで都知事の椅子から引きずり下ろし、自分たちの意に沿った新都知事で東京オリンピックに臨みたいところ。
そのため候補擁立を模索するが、11月末現在、いまだに候補は決まらず焦りの色を濃くしている。
第1の要素:支持率回復傾向
小池新党が国政進出を試みた17年総選挙では、小池氏の失言で大失速。これに対し、小池氏はひたすら耐えた。
「バッシングや批判にジッと耐えながら黙々と公務に努めた。そしてミニ集会に頻繁に顔を出す。
今でも都内で50人以上集まるイベントがあれば小池がいる、とまで揶揄されるほどマメマメしく会合に顔を出し続けている」(都議会関係者)
こんな都知事はかつていなかった、といわれるほどだという。これで一度失速した支持率が徐々に上向きになり18年には全国紙などの調査で再び50%台まで上昇。
今は、さらに回復し60%近くまで上昇している。安倍政権を見れば、この小池氏の高い支持率に加え現職知事となれば絶対強い、というのは多くの選挙アナリストもうなずくところだ。
第2の要素:都知事選の大きな趨勢を決める公明党、創価学会と良好な関係
第3の要素:自民党分裂ぎみの余波
自民党都連が小池氏の対抗馬擁立の動きを加速させているが、いまだ有力候補は見つかっていない。都連は17年の都議選で都民ファーストの会に大敗し、都議会第一政党だった57議席から23議席へ半減以下に減った。
さらに都政でもことごとく煮え湯を飲まされてきただけに、小池氏を引きずり下ろしたいのはやまやま。だがいまだに小池氏に勝てる候補を探せていない。
もうひとつやっかいなのは、小池氏と旧知の仲の二階俊博自民党幹事長だ。二階氏は小池氏とたびたび会食し、「小池氏が立候補したら自民党が応援するのは当たり前」と一貫して支持の立場。
これで、党内は小池派とアンチ小池派で真っ二つ。しかも安倍首相は、あまり小池氏を批判していない。これでは東京都連が候補者を擁立しても、小池氏に勝てる可能性がさらに薄くなる。