ではどのようなグループ分けがされているかというと、以下の通りである。※ 順番は元記事で書かれている順。( )のフレーズは記事で紹介されている内容を、筆者が要約したもの。
東京1(私学の双璧)
早稲田 慶應
東京2(ミッション系おしゃれなイメージで女子人気急上昇)
上智 青山学院 立教
東京3(全国区の中堅総合私大 立地が神田周辺)
中央 明治 法政 日大
東京4(人気の小規模中堅私大 難易度に比べイメージ高)
学習院 成蹊 成城 明治学院
東京その他(欄外コラムで紹介)
東京理科大 武蔵工大 國學院 専修 東洋 東海
昭和40年代は"JAR"の時代?
代田氏は前述した雑誌書籍等で「この”上智青山立教"の3大学の頭文字をとって"JAR(ジャル)”(もくしは、早稲田慶應を加え、"JARWAK(ジャルワック)"というフレーズを生み出した」とも語っている。これは昭和40年代、女子の大学進学率が上がり、中でもミッション系で人気の3校をくくって、日本航空のJAL(もしくはその旅行ブランド「JALパック」)にかけたものだという。
実際、1980(昭和55)年12月12日付けの毎日新聞には、「強まる“私難”傾向」という見出しの記事が載ってる。その中に“JAR”が登場する。
<「ジャルがソーケーに肉薄し、ニットーセンコマが急上昇中」。今、受験界では、こんな言葉がはやっている。「ジャル」は日航の「JAL」をもじったもので上智、青山、立教。「ソーケー」はご存じ、早稲田、慶應。「ニットーセンコマ」は、“中堅”の日本、東洋(または東京経済、東海)、専修、駒沢。これには「セイセイカナ」という言葉が続く。成城、成蹊、神奈川だ。競馬になぞらえて「二頭先駒斉整哉」と書く人もいる。>
2024年度入試 主要共通学科 河合塾3科目ボーダー(23/05/29更新)
青学渋谷、上智四谷、立教池袋>中央茗荷谷、明治和泉/駿河台/中野>法政市ヶ谷、青学淵野辺>中央多摩、立教新座>法政多摩、学習院目白
英文 日文 法科 政治 経済 経営(商)
01.早稲田 67.9(67.5 67.5 67.5 67.5 70.0 67.5)
02.慶應大 66.3(65.0 65.0 67.5 67.5 66.3 66.3)
-------------------------------------------Aランクの壁
03.青学大 62.5(62.5 60.0 62.5 65.0 62.5 62.5)
04.上智大 62.0(60.0 62.5 62.5 NA 60.0 65.0)TEAP方式
05.立教大 61.7(60.0 60.0 62.5 62.5 60.0 65.0)
-------------------------------------------Bランクの壁
06.明治大 60.0(57.5 60.0 60.0 62.5 60.0 60.0)
06.同志社 60.0(57.5 62.5 60.0 60.0 60.0 60.0)
08.法政大 58.8(57.5 60.0 60.0 60.0 55.0 60.0)
09.中央大 58.3(55.0 57.5 62.5 60.0 57.5 57.5)
10.学習院 56.3(55.0 55.0 57.5 55.0 57.5 57.5)
早稲田、慶應、上智、青山、立教
----------------------------------越えられない格の壁
同志社、明治、その他
●私大連盟歴代会長 人数
1位 早稲田大学 9人
2位 慶應義塾大学 8人
3位 上智大学 1人
3位 青山学院大学 1人
3位 立教大学 1人