https://mainichi.jp/articles/20200716/k00/00m/020/100000c
毎日新聞2020年7月16日 11時56分(最終更新 7月16日 11時56分)
無線で動く草刈り機の様子を熱心に見守る参加者たち=兵庫県丹波篠山市山田で2020年7月14日13時41分、丸井康充撮影
兵庫県丹波篠山市山田の篠山川河川敷で14日、地元の山田営農組合による無線操縦の草刈り機の実演・検証があった。県民局が進めるドローンやAI(人工知能)、ICT(情報通信技術)など最先端技術を活用した「スマート農業」の技術実証の一環。
草刈りは、農地の機能維持や病害虫の発生低減などを目的とした重要な作業だが、重労働で、経営面積の制約や農地集積の大きな阻害要因になっている。このため、無線操縦の草刈り機は、省力化や作業の負担軽減に有効とされる。
今回の技術実証では、草刈り性能▽作業時間▽身体的負担の軽減効果――などを検証。昨年度は、同市南新町の河川敷で実演があったが、本格的な地域営農組合との連携は初という。
この日は地元の人たち約70人が参加。使用したチェコ製の草刈り機は傾斜角41度までは自力走行可能で、それ以上でもウインチで支えれば作業が可能という。参加者は、河川近くに伸びた雑草を刈る草刈り機の動きや同組合オペレーターによる操作の様子を熱心に見守っていた。
県の担当者は「皆さんの集落で、どれぐらい使えるかを見てほしい」と呼びかけた。【丸井康充】
毎日新聞2020年7月16日 11時56分(最終更新 7月16日 11時56分)
![【兵庫・丹波篠山】きつい草刈り、無線操縦で 「スマート農業」の技術実証 [ひよこ★]->画像>1枚](https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/07/16/20200716ddnk27040025000p/9.jpg)
無線で動く草刈り機の様子を熱心に見守る参加者たち=兵庫県丹波篠山市山田で2020年7月14日13時41分、丸井康充撮影
兵庫県丹波篠山市山田の篠山川河川敷で14日、地元の山田営農組合による無線操縦の草刈り機の実演・検証があった。県民局が進めるドローンやAI(人工知能)、ICT(情報通信技術)など最先端技術を活用した「スマート農業」の技術実証の一環。
草刈りは、農地の機能維持や病害虫の発生低減などを目的とした重要な作業だが、重労働で、経営面積の制約や農地集積の大きな阻害要因になっている。このため、無線操縦の草刈り機は、省力化や作業の負担軽減に有効とされる。
今回の技術実証では、草刈り性能▽作業時間▽身体的負担の軽減効果――などを検証。昨年度は、同市南新町の河川敷で実演があったが、本格的な地域営農組合との連携は初という。
この日は地元の人たち約70人が参加。使用したチェコ製の草刈り機は傾斜角41度までは自力走行可能で、それ以上でもウインチで支えれば作業が可能という。参加者は、河川近くに伸びた雑草を刈る草刈り機の動きや同組合オペレーターによる操作の様子を熱心に見守っていた。
県の担当者は「皆さんの集落で、どれぐらい使えるかを見てほしい」と呼びかけた。【丸井康充】