「行きたくない街」は名古屋 市自ら調査、つらい結果に
http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ8Z51Q9J8ZOIPE01N.html?ref=yahoo 国内主要8都市で、名古屋は「行きたくない」街ナンバーワン。
名古屋市が「ライバル」7都市と比べた魅力度を各都市で調査したところ、そんな結果が出た。
「名古屋が日本を支えている」。
河村たかし市長はイメージアップへ号令をかけるが、前途は険しそうだ。
「うちが調べた数字で、行きたくない街ナンバーワン。
よほど危機感を持って面白い街をつくらにゃあ」。
河村氏は30日、愛知県との意見交換の場で繰り返し嘆いた。
市は6月、東京23区と札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の7市に住む20~64歳を対象にインターネット調査を実施、各都市から418人ずつ回答を得た。
どの程度行きたいか尋ねて指数化すると、名古屋は「1・4」。首位京都(37・6)の27分の1という結果となった。
「最も魅力的に感じる都市」に名古屋を選んだのは全体の3%で最下位。
首位の東京23区(22・4%)の7分の1だった。「最も魅力に欠ける都市」は大阪市(17・2%)を引き離し、30・1%に上った。
名古屋は本当に「行きたくない街」ワースト1なのか? 改めて全国調査したところ...
2016年10月14日 06:00
http://j-town.net/tokyo/research/results/233474.html?p=all 観光文化交流局が2016年6月に行った「都市ブランド・イメージ調査」で、「最も行きたくない街」という不名誉な称号を得た名古屋市。
河村たかし市長もこの話題に触れたことで当時話題となった。
調査は東京23区と札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の7市を対象に行われたものだが、
全国を対象に調べれば結果が変わるかもしれない。
そこでJタウン研究所では、「この中で、行きたくない街はどこ?」というテーマで都道府県別にアンケート調査を行った
(総得票数1616票、2016年9月1日~10月11日)。
果たして結果は――。
ダントツの1位は...
「行きたくない街」の候補地は、札幌、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の8都市。
まさかとは思ったものの、「都市ブランド・イメージ調査」の結果通り、票を最も集めたのは712票(44.1%)で名古屋だった。
次いで330票(20.4%)の大阪。
それ以降は福岡、東京、横浜、京都、神戸、札幌の順に続くが大差はみられなかった。
神戸の健闘は、今年10月から始まったNHK連続テレビドラマ小説「べっぴんさん」の舞台となっていることが影響しているのかもしれない。
他を大きく引き離し1位となった名古屋だが、都道府県別の投票分布を見ると以下のようになった。
名古屋に近い都道府県ほど名古屋に投票していることがわかる。
また福岡、長崎、沖縄は自県の観光資源が豊富なため、名古屋には負けないという自負があるのかもしれない。
地図を見てお気付きの方もいるかもしれないが、驚くべきことに、愛知県の最多得票先は名古屋である。
得票数は2位の大阪と僅差だったものの、自県への投票が最多なのは名古屋のみで、他の7都市では別の都道府県が選ばれている。
県民からも支持されない名古屋はよっぽど魅力のない街なのだろうか。